今回の記事は緊急時(心肺停止時)に命を救う大切なお話です。
ハーモニックでは、SECOMさんよりAED(自動体外式除細動器)を導入するにあたり、スタッフが全員緊急時に慌てず正しい手順で使えるよう、全体研修を行いました。今回は研修で学んだ事の一部をご紹介させていただき、もし心肺停止者に遭遇した場合に、勇気をもって実践していただけるよう少しでもお役立ていただければ幸いです。
↑こちらの表のとおり、心肺停止の時間が長いと、生存率は大きく下がってしまいます。
そのため救急車が到着するまで、一刻も早い心肺蘇生措置を行うことで生存率は確実に上がります❢
心肺蘇生の手順で大切なのは、正しくCPR(心肺蘇生法)を行い、AED(自動体外式除細動器)を使う事。
CPRを行うまでの大切な手順👇
- 周りの安全を確かめ、倒れている人が呼吸がない事を確認する。
- 周りに助けを求め、救急車を呼ぶと共にAEDを用意させる。
- 一刻もはやく気道を確保し、正しいやり方で心臓マッサージ・人口呼吸を行う。
AEDを行う上の大切な事👇
- フタをあけ音声アナウンスに従い、電極パットを貼る
- 電気ショックのアナウンスがあれば、すこし離れて電気ショックボタンを押す。
- 心肺蘇生とAEDの手順の繰り返し
一番よくないのは、救急車がくるまで何もしない事💦
今回の研修では、実際に遭遇した場面を想定して全員グループワークを行いましたので、いつ誰がどこで心肺停止者に遭遇しても勇気をもって行動をとれるようになりました✨
ハーモニックでは、スタッフへのスキルアップ研修・安全意識向上研修🔐など、タイの法律に従って、様々な研修を行っております。
今後もより安全な環境を作るため、尽力させていただきます。
ハーモニックの緊急時の連絡と対応☑
レセプションに連絡(LineもしくはTell)→シャトルバスもしくは社用車にて、サミティベート病院(若しくは指定病院)へ搬送。
緊急性の高い場合→サミティベート病院シラチャへ救急車を要請(081-359-5982・日本人相談窓口/24時間対応)